家康公シンポジウムⅡ「家康公と徳川四天王」を開催しました

◆日時 令和4年5月21日(土)13:30~16:30
◆会場 岡崎市民会館あおいホール

徳川家康公生誕480年を記念し、徳川家と徳川四天王家の現在のご当主をお招きしてのシンポジウム「家康公と徳川四天王」を開催。満席の1,000名を超える聴講者の皆さんが、磯田先生の軽妙な講演とコーディネートで家康公と四天王について楽しく学ぶことができました。

□第1部 基調講演
講師 国際日本文化研究センター教授 磯田 道史 氏

基調講演のようす

家康公の諸葛孔明の酒井忠次、臨機応変の怪力武人の本多忠勝などと独特な表現で四天王を紹介し、特異な個性を持った四天王や家臣団が家康公のもとにワンチームとなり、その強い結束力がその後の平和な時代をつくっていく原動力となったとのお話しをいただきました。

□第2部 パネルディスカッション
パネリスト 公益財団法人徳川記念財団理事長 德川 家広 氏
酒井忠次家18代当主       酒井 忠久 氏
本多忠勝家22代当主       本多 大将 氏
榊原康政家17代当主       榊原 政信 氏
井伊直政家18代当主       井伊 直岳 氏
コーディネーター
国際日本文化研究センター教授  磯田 道史 氏

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、「目立った行動は慎むこと」が各家共通の父祖からの訓戒で、先祖の墓や菩提寺との付き合い、文化財管理など、大名家を引き継ぐことの大変さなどが各当主よりユーモアも交え紹介され、徳川家や四天王家の内実を垣間見るとともに、各家とふるさと岡崎を繋ぐ貴重な機会となりました。